THE UNCOOL DANCEBAND。
名コンピ、「Logical Step」に収録された「My Girl,Shy Girl」「NO.17」。
そして「Jacqueline」「Let me be your boyfriend」の2枚のシングルを残し、解散してしまったパワーポップバンド。
まあその数少ないバンドの公式音源だけでもパンク・パワーポップフリークをうならせるすさまじいクオリティを誇っていたバンドではあったのですが。
いやー、ホントこの編集盤にはやられました。既に殿堂入りです。
数ある編集盤・未発表曲集ランキング、個人的にダントツでNO.1。
LODIOさんには心の底から感謝の意を述べたいです。
いったん中止になったLPも２０１２年に奇跡の再発売決定。
まあLPジャケットの薄さには度肝を抜かれましたが（苦笑）
まあ、それはさておき。
個人的に、こういう再発・編集モノって「デジタル音源で持っておくか」くらいの気持ちでしか買ってなくて。
基本的に、シングル曲以外はゴミカス的なもんが大半という認識から来るのですが。
（・・・あまり大きな声では言えませんが、Boyfriends、Radio Cityの編集盤は正にこのパターン）
でもこれは違いますねー。
1曲目の「DON'T ASK ME TO DANCE」から一気にノックアウト。これぞパンキーパワーポップ。
個人的フェイバリットは4曲目の「Never Get The Girl」。
何なんだ、この曲。最高すぎるだろ。
イントロのギターリフからパワーポップフリークの琴線に触れまくり。
個人的にこの曲のリフは近年最高のリフだ。ラストのユニゾンなんて泣くしかない。
疾走感溢れる切ないメロディ。
全編通して女々しいとしか言いようがない歌詞。
当時から決してモテなかったであろうルックス。
最高！これぞパワーポップ！
そもそも、既発曲より未発表曲の方がかっちょいいってどういうことっすか。
既発曲の別バージョンもあるわ、Logical Stepの2曲は収録しているわ、至れり尽くせり。
BUZZCOCKSとか好きな人は絶対にはまるんじゃないですかね。
UK PUNK、POWER POP、NEW WAVE好きには「一生付いていきます！」と言いたくなるくらいの1枚。
ホントにこの編集盤は心の底からオススメな1枚です。
THE UNCOOL DANCEBAND - Don't Ask Me To Dance
THE UNCOOL DANCEBAND - Never Get The Girl
Written By KENTA-LOW
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