2013年2月25日月曜日

BOOWY商法ってモノについて


僕、個人の音楽観を形成したというか。音楽観だけでなく、人生とか人生観に影響を与えたバンドとして、BOOWY、CRAZE、GUNS 'N ROSESってのが三大バンドなんですけど。

今日はそのウチの一つ、BOOWYについて。三大バンドの理由についてはまた後で書きます。

さて、ここ最近、BOOWYのリリースモノがまた増えてきました。

JUST A HERO武道館の完全版「NAKED」、オリジナルアルバムの高音質CD化、リクエストによるベストアルバム、シングル音源の紙ジャケBOX、過去の映像作品のブルーレイBOX化などなど。

結成30周年だっけ?それに伴い、色々とリリースが続いています。

こういうリリース作品が出る度にいわゆる、「BOOWY商法」って言われてファンの皆様の反感を買ったりもしてるわけです。

でもね、俺はBOOWYの作品リリースに大してBOOWY商法なんて思ったこと、一度もありません。

むしろガンガンやってくれと。

SEX PISTOLSだって、CLASHだってDAMNEDとかの海外のPUNKバンドやBEATLESとかだって何らかの理由付けてちょくちょくリマスター作品出てるでしょ。

日本のバンドで結成から30年、解散から25年。これだけの月日が経ってもいまだに作品がリリースされる。

そんなバンド、BOOWYだけじゃないの。

ただね、どうしてこれがダメだって言われるか。まあ結局、何でこんな言葉ができるかって言うと。

要は【小出し過ぎる】んですよね。

ハナッからガチッとリリースすりゃいいのにって言うか。

その最たる例を挙げると。

確か2000年?2001年?にLAST GIGSの映像作品が出ましたよね。

当然僕等BOOWYファンはLAST GIGSの映像なんて当然ブートで手に入れてて、それこそ擦り切れるほど見てる訳ですが。

これが鮮明な映像でリリースされるってことにとても感慨深いモノがありました。

でもフタを開けてみれば、過去にリリースされたLAST GIGSのCDと同じ収録曲。

その数年後、2007年だっけ?【LAST GIGS COMPLETE】って出たでしょ。

何だったのよ、2001年版はって話になるじゃないですか。

88年リリースのLAST GIGSはしょうがないんです。

あれ、LAST GIGSやった1ヶ月後くらいに発売されたから。

ウルトラ突貫工事でできるだけ早くファンにLAST GIGSの音源を届けたいって気持ちで作られたもんだから。

いや、元々あるんなら最初っから出せよっつうか。

【CASE OF BOOWY COMPLETE】とかもそうですよね。

今回のブルーレイBOXにも入ってるロックンロールサーカスの映像もそう。

今度出る【STORY】っていうベストもCOMPLETEが出てる今、何の意味があるのかと。

解散から10周年の98年に出た【THIS BOOWY】。アレはよかったと思うけどね。

まあ僕が言いたいのは。「どうせ出すならもっと蔵出しに特化してほしい」ってこと。

渋谷公会堂での解散宣言を行ったGIGを収めた【1224】。

個人的に解散後のリリースで最も素晴らしかったのは【1224】だと思う。

アレこそファンが待ち望んでいたモンでしょ。

今度映画館で改めて上映するらしいけどね。当然、僕は行きますよ。

こういう蔵出し作品をリリースして欲しいんだよね。

例えばマーキークラブの映像をフルで出すとか。

LOFT時代のLIVEに特化した映像集とか。

BOOWY'S BE AMBITIOUSのファイナル渋公とか。

EMIはもう音源も映像も残ってないってずっと言ってるけど、毎回出てくるジャン(苦笑)

今の時代にファンが望むリリースってこういうのじゃないのかと。

だからBOOWY商法って言われる訳で。

後は未発表曲集とかね。

【ATOMIC CADILLAC】とか【MIDNIGHT DATE】とかさ。

個人的にBOOWYの未発表曲というかリリースされたモノ全作品含めても、この2曲は最高峰だと思う。

ま、こういうのはメンバー、絶対OKしないだろうから無理だろうけど。

でも、2007年に出た【GIGS BOX】には【MIDNIGHT RUNNERS】のLIVE映像入ったんだし。

どうせやるんならこういうリリースを僕たちは待ってるんですよ、EMIさん。

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