2012年9月17日月曜日

BLOODIED BUT UNBOWEDを観てきました。

これも先週の話なんだけど、話題のパンク・ドキュメンタリー「BLOODIED BUT UNBOWED」を観てきました。


ティザートレイラーはこちらね。


カナダ西海岸の都市、バンクーバーで1970年代後半から80年代にかけて結成、活動していたパンクバンドの貴重な映像と当事者、関係者の証言を記録した音楽ドキュメンタリー。

北米大陸カナダの西海岸、太平洋とロッキー山脈に挟まれた都バンクーバー。

カナダ第3の都市圏であるこの地域にも70年代後半の世界を席巻したロック史上最大の革命“パンクロック”の嵐は吹き荒れた。

代表格のD.O.A.は現在も現役で活動中。

ハードコアファンには知られた存在のSUBHUMANS、結成時は全員10代の少女だったオールガールズパンクバンドの先駆けDISHRAGS、そしてPOINTED STICKS、MODERNETTS、YOUNG CANADIANS、BRAIN EATRES、ACTIVE DOG 等々。

現状に漠然とした不満をかかえた若者達は、パンクロックに熱狂し、自ら行動を起こし始める。

バンクーバーパンクの多様性、そしてその始まりから衰退迄を当事者達、そして多くのコメンテイターの証言と貴重な当時の映像をもとに追っていく。

また、パンクロックの革命的影響力からみた夢、そしてそれが崩れた時を当事者によって語られるのはリアルであり、歴史でもある。(作品資料から転載)


まあまだ観てない人もいるんで詳細な内容については避けますが。

とにかくよかったです。とても満足感があった。

今回この映画を配給したRECORD SHOP BASEの飯嶋さんにはホント頭が下がります。

出演しているバンドやバンクーバーのシーンに対してそれほど知識がなくても十分楽しめるドキュメンタリー映画だと思う。

無論、思い入れが深い人はなおさらでしょう。感慨深いものもあるんじゃないでしょうか。

個人的にはPOINTED STICKSのニックの話がよかった。

「POINTED STICKS(の音楽性)はFUNだ。」

これに伴う前後の色んな話はあるんだけどネタバレになるので割愛。

PUNKと言えば反体制、政治思想、階級闘争うんぬんかんぬんなどポリティカルな思想は外せないという一面もある訳で。

当時のバンクーバーシーンもD.O.A、SUBHUMANSはじめ、言わずもがな。

その中で、俺たちの音楽は「FUN」だよってはっきり言い切ってたニックは最高にかっこよかった。

今まで以上に彼らのことがスキになりましたね。POWER POP万歳。

渋谷シアターN、レイトショーにて今月末までの上映なのでご注意を。

DVDの発売等も今の所、ないそうなのでこれは是非観に行った方がいいと思います。

オススメです。それでは最後にこの映画の一応テーマソング的扱いだったこの曲でお別れです。


SUBHUMANS「FUCK YOU」

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