GOOD GIRLS DON'T('79 / US / "7)
ジャケットは国によって数あれど、僕が持ってるのは日本盤なんで、日本盤をUP。
「パワーポップ」って呼ばれる音楽の定義ってとても曖昧で。
まあホント人によってそれぞれです。
あれ、ピート・タウンゼントが「俺たちの音楽はパワーポップだ」ってのが始まりだっけ?
まあ、そんな細かい講釈はどうでもいいんですけどね。
僕は一応、DJたまにやってて、パワーポップと呼ばれる音楽を中心に流してて。
まあ多分、今ではKENTARO=パワーポップってくらいは浸透してるのかなと思うけど。
そんな訳で、「パワーポップ」ってどんな音楽なの?って。
こういう質問、主にあまりロックとかに興味ない人からたまにされます。
「うーん、例えばね・・・」って言って、差し出すいくつかの曲の内の一つがこれ。
僕の中でのパワーポップってものに対する一つの明確な答え、それがこの曲。
THE KNACK。まあもうあれこれ語る必要もないでしょう。
マイッマイッマイッマイッヤッフー!「MY Sharona」でお馴染みな彼らです。
この曲はそんな彼らの歴史的名作「GET THE KNACK」に収録。
まあ、こんなサイコーな曲なんだから、そりゃシングルカットもされるわって訳で。
「パワーポップ」って言葉に対する解釈はホントに多岐に渡ってるんで正解も不正解もここで言うつもりはありません。
ただ、個人的な「パワーポップ」って音楽のスタイルで一番好きなサウンドはといえば。
パンク以降のエッジの効いたバンドサウンドをバックに底抜けに明るく、それでいて胸を締め付けるほどに切なく、甘く、時に悲しいメロディ。
それでいて、青く、甘く、時には切なく、そして端から見れば間抜けともとらえられるリリック。
そんなバンドが大好きです。
んで、この「GOOD GIRLS DON'T」。まあどうしようもないリリックです(苦笑)
ティーンエイジャーの煩悩丸出しみたいな。何も語ることもないどうしようもない歌詞。
でもそれが最高に愛おしい。
どこまでも青く、どこまでも切なく、どこまでも走り続けるようなメロディとリリック。
これこそ、パワーポップじゃん。これでこそパワーポップじゃん。
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